上級者への道!カードローンとフリーローンの正しい使い分け方!

近頃の社会には、数多くの金融サービスが存在します。借金とは一口に言っても、どういう借金をするのかによっても意味合いはずいぶん変わってきます。借金が嬉しいと感じる方はあまりいらっしゃらないでしょうから、できれば自分に合ったものや必要最低限のものを選びたいところですよね。

ところが、メニューが多すぎるとえてして決められないように、借金もまたサービスの選択肢が増えすぎてどれをどのように使えばいいのかわからないという声も決して少なくありません。

お金が絡む話ですから、よく分からないものを闇雲に使うのは危険だという他ありません。借金は一歩間違えると道を踏み外す可能性も小さくありませんから、しっかりと使い方を理解しておきましょう。今回は、使い分けがよく分からないと言われやすい、カードローンとフリーローンの使い分けについてご紹介しておきましょう。

この両者がどう紛らわしいのかというと、どちらも「ローン」という言葉が示す通り、どちらも借金のメニューの一つであります。そしてどちらも、住宅ローンや教育ローンなどといった特定の目的のために借りるお金でもありません。どちらも、使途をほとんど限定されずに利用することができる便利な資金となります。

このような共通点があるために、どっちも同じようなものに見えてしまうのも無理はありません。名前も横文字のカタカナ表示ですから、いまいちピンと来ない方もいらっしゃるでしょう。

この両者に違いがあるのは、お金の「借り方」においてです。ここに大きな違いがありますので、どういう借り方がしたいのかによってこの両者を使い分けるとよいでしょう。

カードローンというのは、基本的にお金を借りるタイミングは自分の好きなときを選べます。極端な話、機械さえあれば真夜中でも早朝でもお金を調達することが可能です。借りる金額についても利用者の裁量に任されています。あらかじめ定められている上限を超えない限り、いくらでも何度でも借りられるのです。

なぜこのような融通が利くのかというと、このような対応によって資金を提供しても問題ないという方にだけカードローンが提供されるからです。カードローン利用者は事前に申請をし、審査を通過できればカードローンの利用パスとなる専用のカードをもらえます。審査を受けるのは最初の一回だけで、後は利用者の自己責任によって自由に融資を受けられます。

フリーローンというのは、カードローンに比べると少し自由度が落ちるローンのプランになります。フリーという名前がついていることから、こっちのプランのほうにもカードローンのような柔軟性を期待していると今一つと感じられることもあるでしょう。

フリーローンのフリーが示すのは、「借りた資金の目的があまり限定されない」という意味合いです。資金を借り入れる手続きについては、比較的従来の借金のものとそれほど変わりません。

融資を受けたいのであれば、融資を受けたいその都度、貸付側の審査を受ける必要があります。審査を通過して、初めて融資を受けられます。一度融資を受けた後、また融資を受けたければもう一度この手続きを繰り返す必要があります。審査にかかる手続きの受付時間によっては、相手方の対応を待たなくてはならないこともあるでしょう。

ちなみに、金利においては自由度が高いカードローンのほうが高い傾向にあります。両者には以上のような違いがあります。

したがって、カードローンとフリーローンの使い分けについては、お金を借りる頻度に応じて使い分けるとよいでしょう。頻繁に借りる方はカードローンを、たまにしか借りない方はフリーローンを選ぶほうがお得です。

閉じる