借入増額は可能か？申し込む前に取り組みたい超簡単セルフチェック！

お金を借りる必要があるとき、現代社会ほどすぐにお金が借りられる時代はかつてなかったでしょう。現在、カードローンというサービスがあり、これを使えばすぐにお金を借りることができます。事前に審査を受け、審査に通って契約さえ済ませておけば、ATMなどからすぐにお金を借りることができるのです。

その手続きからもわかりますが、実際にお金を借りる手続きでは審査がありません。自分が好きなタイミングで、何度でもお金を借り入れることができるのです。自分にとって無理のない範囲で利用できるなら、大変便利なサービスとなります。

無謀な借入などをせずに上手に使いこなせ、なおかつまだ資金に余裕がある場合、もっと借入可能額を増額したいと考えることもあるでしょう。このようなことは可能なのでしょうか。

ちなみに借入可能額というのは、カードローンで借り入れられる最大額のことです。便利な借入サービスではありますが、上限がないわけではありません。最初の契約時に「いくらまで」と決まっており、その範囲を超えない限り、自由に借入を利用することができます。その範囲を超える額を借り入れしたいときは、まずこの利用枠そのものを増額してもらう必要があるわけです。

この増額手続きですが、条件付きで可能と言えます。

まず確認すべきは、「そのカードローンサービスそのものに、現在の借入可能額を上回る融資額があるかどうか」です。現在自分が利用している借入可能額が、そのカードローンサービスにおける最大融資額である場合、残念ながらそのサービスでそれ以上の融資を受けることは不可能です。カードローンでもっと多額のお金を借りたいのであれば、希望している額に対応している別のカードローンに変えましょう。

もし現在利用しているカードローンにまだ上の融資額がある場合、利用会社に申し込むことで自分の借入可能額を増額してもらえる可能性がありますが、その場合は最初の契約時に受けた審査をもう一度受けることになります。融資額を増額すると、これまで以上にお金を借りられる分、会社側から求められる返済能力などもこれまで以上のものが必要です。そのため、増額に合わせて改めて信用度をチェックされるわけです。

このとき、増額分を合わせても十分な返済能力があり、これまでのサービス利用において問題もなければ、増額に応じてもらえる可能性が十分にあります。これが利用枠を増額すると返済能力が今一つになる場合は、残念ながら増額には応じてもらえません。特に、これまでの利用の中で返済に少しでも滞りがあった場合、利用枠の増額にはまず応じてもらえませんので注意してください。

ちなみに、現在の利用枠よりさらに上の融資額に増額してもらう際、審査に通るかどうか自分の返済能力をチェックするわかりやすい基準があります。このような融資サービスには法的な規制があり、年収の三分の一以上の融資は法的に禁じられているのです。

そのため、どれだけ自分が返済に自信があっても、すでに現在の利用枠が年収の三分の一の水準に達している場合、それ以上の増額は不可能です。

このようなケースでどうしても利用枠を増額したい場合、自身の年収をアップさせるか、法規制の対象にならない銀行系カードローンを利用するなどの方法があります。

借入は便利ですが、法規制などがされたのもそれで身持ちを崩される方が多かったからです。利用可能枠増額についても、無理のない範囲でご検討ください。