カードローンもこれで安心！利子を減らせる繰り上げ返済活用方法！

知っているようで意外と知らない借金の常識として、繰り上げ返済が有利であるのをご存じでしょうか。

繰り上げ返済というのは、自分が借りている借金について、本来の返済計画を繰り上げて返済することです。例えば、一年かけて返済する計画で借りた資金について、毎月決められた額を返済していく約束で借りたのであれば、もちろんその額は毎月きちんと返済していくことが必要です。このとき、余分に動かせる資金があれば、さらにその資金も合わせて返済に回すことは可能なのです。

これの何がよいのかというと、早め早めに資金を返していくと、完済までの期間を短くすることが可能です。利子というのは、利率に関わらず、借入期間が延びれば延びるほど高くなるのが一般的です。繰り上げ返済によって完済までの期間を短くするということは、借入期間が短くなることで利子の高騰を抑えられるというわけです。

借金を組んだとき、何か月も、ときには何年も先のことはわからないのが普通ですから、余裕ある返済計画が立てられることが一般的です。そして実際に返済を始めたとき、思った以上に資金に余裕があったときや臨時収入があったときなどは借金を繰り上げで返済していくのが有利となるのです。

借金におけるこのようなテクニックは、借金をする上で知っておくと何かと便利です。さらに言うと、これは「カードローン」においても適用できるテクニックだということも、あわせて知っておくとよいでしょう。

近頃、カードローンという言葉を聞く機会が増えたと感じている方も多いことでしょう。これまでの借入とは違い、実に簡単に資金を借り入れることができる方法です。

これまではお金を借りたいと思えば、その度に消費者金融や銀行などに申請し、審査を受ける必要がありましたが、このカードローンは実に合理的な方法が取られています。事前に申し込みをして審査を通過してしまえば、後は決められた範囲内で好きなときに借入を行なうことができるのです。

一度手続きさえ済ませていれば、「お金を借りたい」と思ったとき、即座に借入することができます。審査を受けて結果を待つ間のタイムラグがなくなったことで、フットワークの軽い若者や忙しいビジネスマンなどにとっては便利な借入サービスとなるでしょう。

このように、従来の借入とは一味違う方法となっているカードローンですが、借入は借入ですから、もちろん繰り上げ返済なども可能です。カードローンで資金を借りた後、資金に余裕があればどんどん繰り上げ返済で返してしまうとよいでしょう。特にカードローンはその他のローンよりも比較的少額の借入利用が多いため、動かせるお金がある場合などは思い切って一括で返すのも手です。

また、カードローンの場合、あまりに簡単にお金を借りることができるため、ついお金を借りすぎてしまうという事例も頻発しています。深く考えずにたくさんのお金を借りてしまった場合、まともに返していては利子が高騰してしまいがちです。そんなときのリカバリーとして、とにかく繰り上げ返済を活用して利子の高騰を少しでも抑えるという使い方も可能です。

ただし、繰り上げ返済手続きを取る場合、別個に手数料が取られる場合がよくあります。繰り上げ返済によって抑えられる利子額よりも、手数料のほうが高くつくのであれば、まともに返したほうがお得だということになります。このあたりの計算や仕組みをしっかり確認して、上手に活用していってください。